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特産農産物一覧 Agricultural products list
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キャベツ
紀の川河口に広がる水田裏作地を中心に、和歌山の温暖な恵まれた土地で育まれ、葉が柔らかく、爽やかなシャキシャキ感のある春キャベツが育っています。市場からは、産地として高い評価を得ています。
- 【出荷時期】
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11月上旬~6月下旬。
出荷最盛期は、2月~5月上旬となっています。 - 【選び方のコツ】
- 玉締まりがよく、外の葉の痛みのないものを選びましょう。切ってあるものであれば、葉と葉の隙間がなく、密着しているものを選びましょう。
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ハクサイ
紀の川河口に広がる水田裏作地を中心に、和歌山の温暖な恵まれた土地で育まれ、全品種が淡黄色を主とする黄芯系で、統一した栽培をしています。冬の体を暖める鍋物にかかせないもので、柔らかくて甘味のあるハクサイが育っています。
- 【出荷時期】
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秋冬ハクサイ:10月下旬から2月下旬
春ハクサイ:4月上旬から5月下旬 - 【選び方のコツ】
- 光沢があり玉がよくしまり、茎の切り口が新しいものを選びます。胴がよく張っていて、しりが丸みを帯びている、手で持つとずっしりと重量感のあるものを選びましょう。
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ダイコン
紀の川河口の砂地や和歌浦湾の沖積砂地で育てられ、みずみずしくて光沢があり、肌は白くきめが細かく、肉質の柔らかいのが特徴です。特に名草地区で生産する青首ダイコンは、関西市場では「わかやま布引だいこん」としてトップブランドを誇り、令和3年5月に県内農産物で初の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
- 【出荷時期】
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秋冬どり:11月中旬~2月下旬
春どり:4月下旬~5月下旬 - 【選び方のコツ】
- 光沢があり、色は白く、葉茎部(首)がきれいで割れや横ズミのないものを選びましょう。
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新ショウガ
海岸沿いの温暖な気候と豊富な地下水、紀の川下流に広がる良質な砂質土壌で栽培しています。繊維質が少ないため玉太りが良く、みずみずしくて美しい肌が特徴です。和歌山市は市町村別生産量で全国2位の大産地です。
- 【出荷時期】
- 5月中旬~10月
- 【選び方のコツ】
- 熱帯の植物なので、生のまま冷蔵庫に入れるのは禁物です。すぐに使いきれるなら冷暗所で保存。長期保存ならポリ袋に入れて冷蔵庫へ。使いかけの新ショウガは、ラップに包んで冷蔵庫に入れておくと、新鮮さが保てます。
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コマツナ
海岸沿いの砂地地帯を中心として、主に雨よけハウス栽培で生産されています。コマツナはアブラナ科に属する漬け菜の一種です。カロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維を豊富に含み、アクが少なく下ゆでの必要がないので、軽くゆでてすぐに食べれば栄養を逃さず効率よく摂取できます。
- 【出荷時期】
- 8月上旬~翌年6月
- 【選び方のコツ】
- 葉の緑色が濃くて葉肉が厚く、葉の先までピンとしているものが新鮮です。茎の部分にハリがあり、みずみずしいもの、また、根に近い部分がしっかりしているものを選びましょう。葉柄が長くて細いものは、多少筋っぽくなります。
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ホウレンソウ
海岸沿いの砂地地帯や水稲の後作で栽培されています。ホウレンソウは栄養豊富な野菜の代表格。ビタミンはもちろん、鉄分やカルシウムもたっぷり含んでいます。
- 【出荷時期】
- 9月~翌年6月
- 【選び方のコツ】
- 葉が濃い緑色をしていてみずみずしいもの。茎が太く、茎の下がきれいな薄ピンク色のものを選びましょう。
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ブロッコリー
水田地帯の米の後作として栽培されています。ブロッコリーは野生のキャベツを品種改良して生まれたものです。小さい緑色のつぶつぶがたくさんついていますが、これは1つの花のつぼみです。それらが集まったものを「花蕾」といい花蕾と花茎の部分がブロッコリーとなっています。
- 【出荷時期】
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秋冬どり:11月上旬~3月中旬
春どり:4月下旬~5月下旬 - 【選び方のコツ】
- 鮮やかで緑色が濃く、小さいつぼみが隙間なくぎっしり詰まり、丸く固く盛り上がったものを選びましょう。切り口がみずみずしく、茎が太く空洞でないものが良いです。